セブ島移住者による交流会のブログ

セブ島移住者による「すみれ会」及びロングステイヤーの集い「木曜会」の活動状況を発信して行きます。

セブ・すみれ会のボランティア活動報告第2弾!

セブ・すみれ会では本年の基本方針の一つで有ります「ボランティア活動」の一環としまして、今月28日すみれ会メンバー4名が参加しセブ市立Zepatera Elementary &High schoolに於いて今年2回目のドネイション活動を行いました。

(校庭から校舎風景)


この学校は、小学校と高校が同じ敷地内に併設された千人以上の生徒達が通学するマンモス校で、セブ市内では古い伝統を持つ公立学校だそうです。
私達が今回此の学校に決めた要因は、身体障害や知的障害を持っている生徒さん達約60名が在籍する、Social class(特別クラス)が有るとの情報を得たからであります。

(セブ市立Zepatera Elementary &High school正面入り口)


当日、私達が特別クラスを訪問すると、それぞれに障害を持っている生徒さん達と担当の先生方全員で私達を暖かく迎え入れて下さいました。

(ソーシャルクラスの入口です)


その後、歓迎の挨拶に始まり、特別クラスの生徒さん達に依るダンスやギター演奏等での歓迎式典が催されました。


(歓迎のダンスを踊っている生徒さん達は、ナント難聴者ですが音楽のリズムに合わせて素晴らしい踊りを披露してくれましたが、その答えは左上の先生の右手の動きに合わせて踊っております)

(この男子生徒さんは盲目ですが、ギターの腕前はプロレベルでした)


その後、私達が持参した学用品他を配布しましたが、その際担当の先生より「高学年の生徒は先生のコントロールが効かない恐れが有るので、ドネイションの際は十分に注意し先生方の指示に従って下さい」との注意が有りましたが、何事もなく無事終了しました。





(最後にメンバー全員に感謝状が授与されました)


終了後は、担当主任の先生の案内で特別クラスの見学をさせて頂きましたが、ハイスクールになると、職業訓練クラス(ローソク作り・食器洗剤作り・裁縫・調理・他)には様々なコースが有り、実際に販売し現金収入を得ているとの事でした。
将来ハイスクール卒業後は仕事に困らない様にとの学校方針で、私達は改めて深く感銘を受けた次第で有ります。
更には、健常者の生徒さんに比べると身障者の生徒さんは体がひ弱なので、日本で言う
「保健室」がとても充実しており、休憩室は30名程度が収容でき更には20床以上のベッドが常備され、近隣の大学の看護学生がOJT(社会活動のカリュキラム)で20名以上が常駐している素晴らしい環境が整っている事に驚かされました。
長年セブに在住している私達でも知らない事ばかりで、今回はとても勉強になりました。
来年も地元の人々に真に喜ばれる、実りあるボランティア活動を続けて参りたいと計画しておりますので皆様の情報をお待ちしております。


「セブ・すみれ会」は来年1月より名称変更する事が決まりました、15年間親しまれた名称を変更することは、ある意味哀愁を禁じえませんが、来年からは「親睦会」の枠を取り払い、広くセブ在住日本人の方々を中心にご理解ご協力を頂けるような、ワンランクアップした団体として活動して参りたいと計画しておりますので宜しくお願い申し上げます。


セブ・すみれ会では毎月第一日曜日午後1時より定例会を開催し会員相互の生活情報交換会を行っております、その中では緊急対応マニュアルの配布、生前準備のサポート等幅広りサポート活動を行っており、更には毎週水曜日午後1時よりマンダウエ市Jセンターモール2Fテラスにて「よろず相談」を受け付けてけております「転ばぬ先の杖」として是非ご活用ください、会員以外の方でもお気軽にお越しください。




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