シニアの生活 その6・・・CCTVカメラ設置
CCTVカメラは,一般的には監視・防犯用のカメラとして利用されて
いますが、以前、オープンしたばかりの知り合いのKTVバーに行った時に
CCTVカメラを設置していると聞き、その映像を見て、その鮮明さと
クオリティーの高い商品でありながら、値段の安さに驚いたたことがあり、
K氏が退院したら、これを設置しようと考えていました。
暗闇でもリアルタイムで鮮明な映像が見られるばかりではなく、
人感センサー、数時間人感センサーが感知しない場合の警報
ランプ、1ヶ月以上のビデオ録画機能など、防犯・監視カメラだけではなく、
見守りカメラとしての機能を十分備えていますので、早速、取り付けました。
24時間介護は、体力的に無理があります。
昼の部、夜の部に分けて、介護士かケア・キーパーを雇用しようと
しても住み込みが条件では、給料が高くてもなかなか見つかりません。
そんな時に役立つのがこの見守りカメラです。
外出先からでもスマホで見ることが出来るので、わざわざ電話で
確認する必要もなく、24時間体制で見守り出来るからです。
日本国内では、様々な見守りサービスがありますが、フィリピンでは
存在しないので、これしかないと決断しました。
月々の支払もなく、機器を購入し、設置するだけなので、独り暮らしの
シニアにも、見守りシステムとしては欠かせないものです。
プライバシーを気にするのであれば、トイレの通路や玄関口にカメラを
向ければ、その日の行動が分かり、生存が確認できるからです。
インターネットがあれば、世界中の何処からでも見ることができます。
介護に要する時間を短縮できるばかりではなく、患者のライブ映像が
見れるので、患者と介護の様子を安心して見守ることが出来ました。
K氏も以前の様に甘える機会が少なくなりましたが、介護は長期戦です。
介護する人間が病気になってしまえば、大変なことです。
自宅での介護は、病院での付き添い看護以上に大変なのです。
つづく・・・