セブ島移住者による交流会のブログ

セブ島移住者による「すみれ会」及びロングステイヤーの集い「木曜会」の活動状況を発信して行きます。

デュテルテ大統領 今迄の麻薬取締を国民に謝罪!

デュテルテ大統領は今月6日の演説で「数千人の命を奪った大失敗」と、これまで進めてきた麻薬との戦いを自ら評し、麻薬問題を解決すると言う公約が大変な大失敗と成った事を認めた。



麻薬との戦いを国内政策の土台としてきたにもかかわらず、今でも違法薬物がはびこっているとした上で「麻薬を撲滅すると言う私の公約は悪夢の様な大失敗となってしまった」
何故こうなったかと言うと、この公約をした時、私は未だ当時はダバオ市長だったからです、物の考え方がダバオ市長レベルでしたし経験値も低かったからです。


大統領就任後、6ヶ月以内に麻薬問題を解決すると宣言しましたが、それはダバオの
状況を基にしてはじき出した数字でした。
しかし、大統領になって初めて麻薬による汚染の深刻さ、何百万人と言う規模での広がりの深刻さが分かりました、そして大勢の人々の命を奪ってしまった次第です。



2016年大統領就任当初は6ヶ月で麻薬を撲滅するとしたデュテルテ大統領はその後、
問題の深刻さを初めて理解し、簡単には解決できないとその目標を放棄した訳です。



それらの原因としては、大統領が進めた戦いは国内外から激しい批判を招き、犠牲者が
相次ぎ何千人もの人々が殺害され、最近では、17歳のサントス君の事例等から、真偽が問われる事件が相次ぎ、市民の怒りも頂点に達しておりました。


国家警察当局はデュテルテ大統領の警察官への全面支援を約束したことが警察官に勇気を与え、この様な結果を招いてしまった、としています。


市民の怒りも頂点に達した事から、政策の失敗を潔く認めた大統領!そして、これ等の
行動が国民の支持が依然80%を上回る人気を得ているのでしょう。


無実の罪で犠牲となり亡くなった多くの人々の冥福を祈ると共に、未だ無実の罪で監獄に囚われている多くの人々が一刻も早く無罪放免となられることを願います。

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