現在、盛んに巷のニュース等を賑わしているいるAIやIoT、私達の想像を遥かに超えるスピードで各企業が生き残りを賭けて開発にしのぎを削っております。

今後10年～20年後には、第三次産業革命が進行中の中で上記の職業が姿を消すそうですが、日本における少子高齢化による労働者不足の問題には朗報であると思います。
安易に海外から単純労働者を受け入れ、ヨーロッパの二の舞にならない事を願うばかりであります。
翻って、私達の住んでいるこのフィリピンサイドから見てみると、喜んでばかりはいられないようです。
世界一のシエアを持ち、現在は我が世の春を謳歌しているフィリピンのアウトソーシングの代表的な存在でありますコールセンター業界！
セブのコールセンターのメッカでもあるITパークでは、コールセンターを目当てに大規模なビルの建築ラッシュに沸き返っておりますが、この業界は極めて近い将来、人工知能に取って代わられ、壊滅的な打撃を受けるのは確実なそうです、更にセブでは数多くの海外からの製造や加工工場が有りますが、近未来はどうなるのでしょうか？そして、フィリピン経済の屋台骨を支えている約一千万人のOFW（海外出稼ぎ労働者）の人々......。
手遅れにならない内に何とかしなければ再びマルコス政権時代の暗黒社会に逆戻りの恐れがあるのではないでしょうか。