セブ島移住者による交流会のブログ

セブ島移住者による「すみれ会」及びロングステイヤーの集い「木曜会」の活動状況を発信して行きます。

年金と介護


今週10日に開催された「木曜会」で
年金と介護についての話題がありましたので
ご紹介します。


「老齢年金の月平均受給額13万円では、
医療費、通院、薬代、介護保険料、健康保険料、
夏、冬の光熱費など、日本国内での生活は厳しく、
余暇を楽しむ余裕も無い。
しかし、現在は血圧の薬も必要なくなり、
健康でセブで暮らしている・・・
基礎年金6万円での生活者も一部に居る」という移住者の話。


日本の年金制度は、現役世代の保険料負担で
高齢者世代を支えていますが、少子高齢化が
加速する中で、現役世代が納付する保険料では
年金給付を賄いきれなくなっていますよね。


給付額の不足分は、国庫(税金)から補塡し、
さらに保険料の一部を「年金積立金」として保有、
一部を運用しながら切り崩している状況です。


実際に年金受給額は2013年10月から毎年0.5%~1%
減額され、2016年末の臨時国会では物価と賃金の
低い方に年金を下げると言う「年金カット法案」
が成立しましたよね。
たとえ、所得税や住民税は非課税に該当しても、
国民健康保険料の支払い義務もありますしね。


東京都の生活保護受給条件で年金などの所持金13万円を
下回っていれば、受給の対象になっているそうですね。
自営業など国民年金にしか加入していなかった人や、
長年働き続けていても低賃金だった人など、
支払われる年金額が少ない人の中には
生活保護法の基準以下で生活する「隠れ貧困層」が
増えつつあるんですね。


80歳以上のお年寄りは年間約100万円の医療費が
かかっていると言われています。
30~50代の働き盛りは10万~20万円程度です。
日本の医療制度は高齢者のための医療でパンク寸前で
多くの税金が投入されているんですね。
問題は1人で複数の診療所から多くの薬を受けている
必要以上の多剤処方が原因で、皮肉にも、
これは国民皆保険制度がもたらした結果ですよね。


介護についても大きな社会問題になっていますが、
フィリピンは、介護天国と言っても過言ではありませんよ。
施設に入らなくても、自宅で安価な自前の介護施設を設ける
ことも可能ですね。
介護を必要としている方に朗報です。
現在、セブにも介護タクシーがあり、介護士さんも常駐され、
介護をサポートする会社もあります。
介護を必要としている方、介護で悩まれているご家族の方、
見学に来られてみては如何ですか。
連絡先:grand plumeria社、セブ 032-266-5594、0955-900-2421

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